今年もこの季節がやってきた。
新時代の一字はあなたが決める!
ということで、財団法人日本漢字能力検定協会主催による今年の漢字の募集が始まっている。
その年をイメージする漢字一文字を、その年の世相を表す漢字として選定し、12月12日の『漢字の日』に京都清水寺の貫主が揮毫する
という年末の風物詩である。
締め切りは12月6日、インターネットでの応募も可能だそうだ。
因みに応募者の中から抽選で図書カードか漢検グッズが当たるらしい。
これだけ大々的に宣伝している割には、あまり魅力的な賞品とは思えないのが残念 (´Д`) =3
志ある方は是非ご応募されたらどうだろう。
このイベント、ずいぶん昔からあるような気もしたが、意外と新しくて初回は1995年。
今年で24回目だそうだ。
さて、その初回に選ばれた漢字はなんだかおわかりだろうか。
ヒントは阪神淡路大震災。
他にオウムによる地下鉄サリン事件や経済不安、政治不信等々、国内の驚異的出来事に震えた年であった。
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答は『震』である。
それでは昨年、2018年の今年の漢字はどうだろう。
昨年は『災』
わずか1年前のことだというのに、もう既に記憶の彼方である。
いろいろな自然災害に見舞われた年だったのだろう。
申し訳ないがあまり記憶にない。
その時々では、ことの重大さを認識していたはずなのだが、私の心の奥底では
『しょせん対岸の火事』ということなのか?
いかんいかん!!!
そして今年。
昨年同様、もしくはそれ以上に災害が発生した年だったのではないだろうか。
記憶に新しい分だけまだ強烈に印象に残っている。
そう考えると、近年の自然災害の多さにあらためて気がつく。
年を追うごとに台風は巨大化、強大化しているし、絵に書いたように日本列島を縦断していく。
まるでレールが敷かれているようだ。
ほんの少しでいいから、ずれてくれればいいのに…といつも思う。
これもやっぱり地球温暖化の影響なのだろうか。
さて、今年、私は人生の大きな転換期を迎えた。
長年勤めてきた会社を辞めた。
それまで漠然と抱いていた老後の青写真が見事に崩れ落ちた。
そしてその影響かどうかは定かではないが、人生初の円形脱毛症に見舞われた。
まさに青天の霹靂である。
そして今月初めに迎えた還暦の誕生日。
その昔、なんとなく考えていたのとは明らかに違う随分落ち着きのない還暦である。(〃'∇'〃)ゝ
そんな私的今年の漢字は『怒』だな。(;`皿´)!!!
そしてこの『怒』は今年だけで終わりにしようと思っている。
本家『今年の漢字2019』は『令』と予想。
言わずと知れた新しい令和の時代の始まりを祝して『令』。
安直すぎるな・・・。
とりあえず私は図書カードはいらないから。
~今日の一句~
年末は あっという間に やって来る イロイロイソガネバ・・・