勤務先の職員のご親族に不幸があったということで、
お香典やら供花の手配やらをして来た。
この職場においては初めての経験なので、
どうも勝手がわからず、
規約と過去の資料を照らし合わせながらの作業。
記録によると、
昨年度は仏事が4回あったのだけど、
弔花の値段がそれぞれに全部違っている。
斎場によって多少の違いがあるのは仕方ないにしろ、
1万円の時と
2万円の時があり、
この差はナニ?
規約には弔花の値段の取り決めがないようなので、
その時の担当者の気分なのか?
いいのか!?
そんなんで。。。
実は私、
以前の会社ではこういうことを一手に請け負っていた。
あしかけ20年で犯した最大級の失敗談をココにご披露しよう。
ある日、
従業員の実父が亡くなったとの知らせが入った。
さて、
まずやることは
喪主様のお名前、
斎場の情報、
通夜、告別式の時間、
コレを取り急ぎ調べなくてはならない。
調べると言っても、
ココを間違うと大変なので、直接従業員当人に確認するのだが、
あらゆる雑事に多忙極めているであろう遺族には
なかなか連絡しづらい。
が、
ココは心を鬼にして電話。
この時も、間違えないように…と、
真剣にメモメモ_φ( ̄ー ̄ )
確認が取れ次第、
全従業員への周知
香典の準備
供花の依頼
そして弔電の手配
…と続くのだが、
私の最大級のミスはココで起こった。
いつものように電話で電報の手配。
記憶は不確かなのだが、
いつも定型文例の番号でお願いしているので、その時も
『ご尊父様の…』で始まる番号を指定した…
はずだった…
と思う。
電話の向こうの女性も
手慣れた感じで文面を復唱、
台紙の選択、
など一連のコースを滞りなく済ませてホッと一息。。。だ。
さて、
さて、
さて!
お通夜当日の夕方、
電報配達の方から直接会社に電話が入った。
幸いなことに、その電話を受けたのは私。
「看板見ると、お亡くなりになられたのは女性の方のようですが…」
「電報の文面が『ご尊父様』になっているようですが…」
???
亡くなったのは…
確かお父さんのはず???
えっ?
お母さんだっけ?
はあっ!?
間違えたーーー!!!!!
大変な間違いだ!
コレはもう一大事!
最初から聴き間違えたのか、
どこかで思い込みがあったのか、
もうどっちがどうで、
何が何やらとっ散らかってしまい、
右往左往の
the☆パニック!
でも
心優しい配達員さんの機転で
文面を修正してもらい、再度配達してもらうことができた。
二度手間かけて、大変申し訳ない。
よくぞ気づいてくれた!
弔電披露の際、
そのまま読み上げられていたら…と思うと、背筋が凍る。
そしてこの大失態は、
他の誰にも伝えることなく、私の心の奥底に鍵をかけてしまっておいたのは言うまでもない。
〜今日の一句〜
大失態!地獄で仏に 会えました♡