何回、何十回、何百回言っても馬耳東風の次男の汚部屋に業を煮やして突入した。
汚部屋なんてレベルじゃない。
ゴミ集積所のような部屋。
文字通り足の踏み場もないってやつ。
暑い夏の到来を間近に控え、これ以上野放しにしておく訳にはいかん!
ということで、満を辞してゴミバスターズの突入となったわけだ。
しかし何から手をつけたら良いか。
とにかくゴミを捨てるという行為をしないもんだから、部屋のあちこちに弁当のカラ、お菓子のカラ、アイスのカラ、缶のカラ、そしてペットボトル…不思議なことに、ペットボトルだけはカラじゃない。
何故かどれもこれも数㌢残しである。
これは次男に限らず、長男も娘も同じ。
なんで?
先日和室の掃除云々の話を書いた時に写メは自粛しといたのだが、今回はこの時より数十倍の凄まじさに、カメラを向ける気力もなかった。
得体の知れない地雷を踏むわけにはいかない。
意を決してソロリと一歩踏み入った!
まさに筆舌に尽くし難い惨状。
脱ぎ散らかしたのか、洗濯してあるのかわからない洋服も散乱している。
そんな中にあった一枚のTシャツ。
何気なく手に取ったらその中に何やら動く物体が。
👀!
体長1㌢弱、シャーペンの芯位の太さ、尺取り虫のような動き方。
あわわわわ🥶
速攻そのまままるめてTシャツごとゴミ袋に投入してしまった。
冷静になってみると、もったいなかったな。
Tシャツが。
しばらくしてからあやつの正体が気になった。
一体どこからやって来たのか。
どうやって調べればいいのだろう🤔
ブツはTシャツとともに丸めて棄ててしまった。
記憶を辿ってぐるぐる。
が、それらしき物は発見できず。
というより、次々に出て来る虫また虫の姿に、私の精神が耐えられなくなった。
ムシキライ😢
一寸の虫にも五分の魂。
どんなに小さな虫にも、生きているものにはそれ相応の命があるのだから、粗末に扱ってはならない。どんな者でも意地や誇りを持っているから、むやみにばかにしてはならないというたとえ。
一寸は約3㌢。
3㌢っていえば、相当大物で言わばGサイズ。
あれほどの存在感を放つGでさえ魂はその5分程度か。
だったらあの時見たあの尺取り虫の魂は5㍉分…
って、解釈違う?
〜今日の一句〜
白Tの 中に蠢く ムシ発見
そのまま無視してゴミ袋
お掃除隊のその後はそのうちに😉