昨日の事故
私の予想通り、ご夫婦だった。
しかも聞けば、自宅は業務スーパーから数分の所にあるとか。
店舗に到着したばかりで、84歳夫が先に車を降り、ハッチバックを開けて何かを取ろうとした時に、クルマが後退してきたという。
一旦停まったからこそ、夫はクルマを降りたのだろうし、たまたまちょっとバックしただけであんなふうに車の下敷きになっちゃうものなのだろうか?
妻81歳、一緒に降りようとした時にRに入ったままなのに気がつき、慌ててブレーキを踏むところ、アクセル踏んだのか?
そもそもエンジン切らないで降りようとしたのか?
身体半分降りかけていたから、もしかして外から足を伸ばして踏み込んだのかも?
…と、またまた想像を膨らます。
昨夜はあのシーンがずっと頭から離れなかった。
転がった靴が目に浮かび、警察官の叫び声が耳に残り、何もする気が起きず、なかなか寝付けず。。。
ご主人、外傷性ショックでお亡くなりになったそうだ。
こんなことを書いたら不謹慎と怒られるかもだけど、百歩譲って、これ夫婦でよかった…と思っちゃダメ?
仲良く買い物に出たであろう老夫婦。
二人して出かける時には、まさか数分後に妻のクルマに轢かれ、数時間後に亡くなるなんて思いもしなかっただろう。
Yahoo!ニュースのコメント欄は、それ見たことかと高齢者の運転に非難轟々である。
ニュースにだって、事故の詳細は書かれてないのに。
見てもいないのに。
若かろうと高齢だろうと事故は起こりうるのに。
よもや81歳妻がそんなものを見ているとは思えないし、見る余裕などもないだろうが、現場にいた自分は心が痛くて仕方がない。
とにかく事故は怖いのだと、再びしっかり胸に刻む。
みんなもね。
合掌