時折雪が舞い降りる春三月の本日卒業式。
足元に積雪がないだけ良かったけど、今日もやはり寒かった🥶
卒業式の雰囲気はそれなりにグッとは来たけど、なかなかのグダグダっぷりな場面もあり、まぁこんなもんか…と😊
それでもあの独特な空気感は特別で、この場にいれたことをありがたいと思ったのだった。
卒業生に
「おめでとう」
は当たり前だけど、それ以上に保護者の方に、特にお母さんに
「おつかれさまでした」
と伝えたかった。
もちろん心の中で…だけど。
対人関係が苦手で、立て続けに問題を起こしていた男の子のお母さんは、その都度相手の保護者から吊し上げられ、時にはご自宅に押しかけられたりすることもあって、相当大変だったと思う。
私ごときが知っているのは事件のほんの一部にすぎないし、それ以上のことがあったのは容易に想像できる。
それでも我が子を突き放すことなく、ずっと見守り続けていたお母さんを見ていて、本当に頭が下がる思いがした。
我が家も次男がそんな感じだったので、そのお母さんの気持ちがよーくわかるんだ。
私なんか、暴言も吐いたし手も出したのでね😱
ずっと不登校だった男の子は校長室でひとりだけで卒業式。
本人もお母さんもキチンとした格好で、それがちょっと切なかった。
『本当は本物の卒業式に出たかったんだろうな』
と思うのである。
それでも頑張って学校にやって来た男の子とそのお母さんに心の中で拍手を送った。
こういう子達のお母さんって、総じて優しい。
そして強い。
彼女達を見ていて、親は子どもに育てられてるのだとしみじみ思う一日だった。
それぞれの節目に立ち会わせてくれてありがとう。
卒業おめでとうございます。