佐野SAにおける従業員ストライキが終息した。
詳細はコレね ↓↓↓
夏休み、それもお盆真っ只中からのストライキ突入だった。
帰省に、行楽に、、と出かけて行く人が多いこの時期。
随分多くの方達が度肝を抜かれ、多大な迷惑を被ったのではなかろうか。
「ちょっと休憩して、名物佐野ラーメンでも食べていこうか」
「ついでにお土産も見ていこう」
。。。そう思って立ち寄ったお客さん。
入ってみれば
「えっ?」って感じ。
昨日のテレビには、にわかスタッフが右往左往する様子が映し出されていた。
ストライキ中の従業員の代わりに、急場しのぎでどこかから連れてこられたスタッフ。
彼らに詰め寄るお客さんも少なからずいたと思う。
「私、ココの従業員じゃないんですう~」と今にも泣き出しそうな顔で
対応していた女性がいた。
その姿はエプロン&三角巾。
どこからどう見てもココの従業員だろう。
にわかであろうとなかろうと、今この時はココの従業員なのだから、あの言葉はなかったと思う。
とはいえ、さぞかし大変だったことは容易に推測できる。
大変おつかれさまでした。
私が以前勤めていたのは食品関係の会社で、食堂や売店の委託営業を主としていた。
今回のケイ〇イフーズと似たような業態である。
結論から言ってしまえば、券売機やレジの清算などは、一朝一夕には
無理というもの。
同じ機械でも、各店舗によって設定状況や釣銭の内訳などがまったく違うのである。
だから、そこに長年勤める従業員でさえ、専従の係が決まっていたもん。
それでも、数量設定ができないとか、売り切れ表示が出ないとか、そんなこと日常茶飯事だった。
昔のテレビじゃないんだから、横っ腹叩けばなおる…みたいな機械ではないのである。
券売機にもオペレーションにも絶対に慣れが必要!なのだ。
それにしても、一躍脚光を浴びているのが前総務部長の加藤正樹氏。
今回のクーデターの首謀者、いや立役者である。
全スタッフがこの加藤氏に同調したのだから、随分信望の厚い人物であるのは間違いない。
実に羨ましい。
こんな人がいたら私もついて行っちゃうよ。
こんな人がいなかったから私は辞めたんだ。
しかし、私についてくる人はいなかった。
私は随分信望が薄かったということか。。。(´;ω;`)ウッ・・
というより、自分の生活がかかっていることだからね。
一時の同情でストライキ! ひいては退職! という行動はなかなかできないはず。
でも、それをやってのけたのが、佐野SAの従業員達。
やる時はやる!やればできる!身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。
…を実践しちゃったね。
とりあえず加藤氏、復帰はしたけど、その後の去就はまだはっきりしていない。
前社長が、自分も辞めるが加藤も辞めろと言ったらしい。
それにしても、このケイ〇イフーズの前社長、悪そうな顔してるね。
建設会社の役員も兼務しているとかって聞いたけど、なんか似てるな。
前の会社の二代目社長のやり方に。。。
加藤氏のTwitter ↓↓↓ まさしく!
『日本の中小企業はオーナー社長最強。働く人が弱すぎる』
普通に日本で生きてきて。
今まで自分は「労働者の権利」なんて言葉はあっち系(?)の人が使うものだと思っていました。
いざこんな事態に陥って、はじめて考えた気がしますウチに似た中小企業、少なくない。
~今日の一句~
自分より 他人を想う 強い人