あいも変わらずあおり運転が横行している。
つい先日もクラクションひとつ鳴らしただけで追いかけられ、停めさせられて因縁をつけられていた人がいた。
注意喚起のために鳴らしたクラクションも、鳴らされた方はそうは取らなかったということだ。
誰にでも起こりうる事態である。
我が家、今では全員が運転する。
夫はもうそれなりの年齢だし、プロドライバーでもあるので、このような事態にもつつがなく対応はできる。(と思う)
私も、普段は近場の買い物程度しか運転しない超優良ドライバーなので、大丈夫。(と思う)
心配の種は子ども達である。
いずれも血気盛んな年代ではあるが、長男に関して言えば、よもや煽る側にはならないだろう。(と思う)
煽られた場合のことを想像してみた。
はたして彼はどういう対応をするのだろうか。
長男はとにかく気弱なタイプである。
それは、兄弟間を見ていればわかる。
昔から弟や妹に対しては、口ではまずかなわない。
まして手を出すことなどもない。
ゆえに「すみません」「ごめんなさい」を連発するのが目に見えるようだ。
明らかに自分に否があるのなら、それも分からなくもないのだが、わけもわからずやみくもに謝罪するのもちょっと…
そんなわけで彼へ助言するとすれば、そんな時は
ガン無視!
ドアロックして、すぐさま110番。
フロントガラスはそう簡単に割れないってこの前言ってたから、しばしの我慢。
そしてクラクションを鳴らす。
プップーじゃなくて、
ブオオオオオオオオオオ!!!!!
って、鳴らし続けるのよ。
そうすれば心ある人が駆けつけてくれる。(と思う)
野次馬さん達が寄ってきてくれたらこっちのものである。
売られたケンカはガン無視とクラクションで対抗するのだ。
かたや、娘の場合。
『車に乗ると性格が変わる』とよくいわれているが、娘もこのカテゴリーに属していると思われる。
彼女の車に同乗していると時々、
「ナニやってんだよ!」とか「クソが!」
などという、大凡妙齢の女性の口から発せられるとは思えない野蛮極まりないセリフがポンポン飛び出してくる。
まあ、気密性の良い車内であり、ましてや走行中でもあるので、そのセリフが相手に伝わることはないと思うのだが、目のいい人なら、その表情と口の動きで何を言っているのかわかってしまうかもしれない。
もしそんな輩に追いかけられて煽られたらどうするのよ!
でもね、
私が思うに、娘もさほど運転技術が秀逸とは言えない。
ここら近辺を運転するのに何ら支障はないのだが、交通量の多い道路での車線変更や、合流等はちょっと…。
それを指摘すると「降りろ」と言われかねないので黙っているが、正直ちょっと怖い。ヽ(´Д`;)ノ
~今日の一句~
バイパスの 途中で「降りろ」と 言われても・・・