フツーの企業が人材を募集する場合、まずお願いする先はハローワークである。
何度か書いているが、私が退職した某社、365日年がら年中求人を出しているので、もうハロワの職員とはツーカーの仲と言っても過言ではない。
求人を出しては取り下げ、また出しては取り下げ…が日常茶飯事であるため、ハローワークの求人係も「またか…」をはるかに通り越して、もはやあきらめの境地でいると思う。
さて、ハローワークの求人に、どうも当たりが悪い、応募者が少ない…という場合、次なる手段はインディー〇。
有料掲載は常に検索のトップに出てくるので、求職者の目に留まりやすい。
しかし、某社は当然のように無料掲載。
1円たりともお金は使いたくないという確固たる信念のあらわれだ。
インディー〇は、主にPC上でのやりとりになるのだが、某社担当はPCを操ることが大の苦手である。
何度教えてもそのやり方を覚えない。
しかたがないので私がやっていたのだけど、私が退職してからその後はどなたがされているのかは不明。
たまーに検索に出てくるから、誰かがやってはいるのだろう。
まあ、どーでもいいけど (-。-)y-゜゜゜
ただ、このインディー〇に限らず、インターネットでの応募は非常にドタキャンが多い。
応募の際は、直接話をするわけでもなく、顔を見せるわけでもなく、電話番号すらも必要ない。
ただひとつ、メールのみでやり取りをするのだが、面接日時まで約束しているにも関わらず、当日姿を見せないという方が非常に多かった。
応募者にとってはとても便利な方法なのだろうが、求人側にしてみると、実に難儀なシステムである。
さて、ハローワーク、インディー〇と2つの手法を試みても、尚且つ応募がない。
そんな場合はどうするか。。。
ここでようやく(若干の)金をかけての求人情報誌の掲載となる。
求人誌もそのサイズ、場所によってかかる金額もそれぞれである。
某社は求人誌担当者を呼びつけ、まず求人の内容を説明するより先に金の話を始める。
あくまでも安く上げようとして、いつもこう言う。
「長い付き合いだよね」
「次回もお宅に頼むからさ」
「今回だけなんとかして」
求人誌担当者も毎回のことだから慣れてはいるのだろうが、内心「担当変えて欲しい」と思っていただろう。
その上、インパクトのありそうな一番いいポジションを横取りする。
尚且つ、値段以上の大きなスペースを確保させる。
まさに
逆ボッタクリ!
そんな阿漕なやり方で掲載させるのだが、それで応募が来ないとなると、もう大変。
カタカタカタ (((;゚;Д;゚;)))カタカタカタ
「金かけてるんだぞ」
「次から他社に替えるから」
「もう一週掲載しろ。タダで!」
自社の求人待遇の悪さを顧みることなく、
「お前らの出し方が悪いから応募がない!」とでも言わんばかりである。
でもさ、ページを開けば、まわりに似たような職種がわんさか。
じっくり見れば、どこもかしこも某社よりも高めの賃金を提示している。
そりゃ、応募も来ないわな。
かくなるわけで、年中人手不足で年中急募。
採用どころか面接すらできない某社。
だって応募が来ないんだも~ん(^◇^)
~今日の一句~
求職者 求人選ぶ 権利アリ