先週末、
朝の出勤時、自宅駐車場で長男の車のエンジンがかからず…
いや、エンジンはかかったのだけど、凄まじいほどの異常音が。。。
すわっ!異常事態発生!(←古い)…である。
ご存知の通り、現在私は絶賛無職中。
で、
当然のことながら
「かーちゃん クルマ貸して!」
ときた。
本当は嫌だけど、出勤時間も迫っているのでしかたがない。
「ぜーったい!事故しないでよ!」
と、キツーく言ってキーを預けた。
注:長男は運転が荒い。ココだけの話、コツンコツンと事故経験も少なくはない。
ということで、
昼間どこにも出かけられなくなったのだが、
出かけないのと、
出かけられないのとでは、
天と地ほどの違いがあることにふと気がついてしまった。
いや、買い物程度なら我慢できる。
問題は、何か緊急事態が発生した時だ。
急に歯が抜けたとか、
急に髪が抜けたとか、
車がないといろいろな『急』に対応する事ができない。
そう思うと、もう居ても立っても居られないほど緊張してきた。
何もせずじっとしていよう…クワバラクワバラ。
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と、いう日が数日続いた。
長男は当たり前のように私のクルマを乗り回していた。
自分のクルマは駐車場の奥に突っ込んだままだ。
で、
今までの私なら、
「自分のクルマ、いつ修理するの?」
「そろそろ私のクルマ返してよね」
などとひと言ふた言、言うところだが、
今回、
長男も既にいい年齢であるし、私は無職の身でもあるし、
何も言うまい!
と心に決め、我慢して様子を伺うことにした。
さて、自走不能なクルマを彼は一体どうするだろう。
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そして、
平日休みだった昨日、
彼は騙し騙しエンジンをかけ、ゆーっくりと行きつけの自動車工場へ出かけて行った。
強烈な異音を轟かせていたのは言うまでもない。
ハズカシイナ。
と、
こんな感じなのだが、
今回の件で改めて文明の力に頼り切っている自分を垣間見た気がした。
クルマだって、なければないでコトは済む。
スマホも同様である。
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でも、
もう無理だ。
私には車は必需品だし、ましてやスマホのない生活は考えられない。
まず、
そこにある…というだけで安心感が違うのだ。
もはや精神安定剤と言えるだろう。
これってもしや違法薬物と似た要素を持っているのではないか!?
もしかして私も依存症???
あっ、
今日から長男は代車で出勤して行ったわ。
でもさ、
長男の勤め先は自動車販売修理工場なんだよね。
自分のとこに出さなくて良かったのかなぁ( 一一)!
〜今日の一句〜
便利さは 離れられない 怖さアリ