昨日から始めた新しい仕事。
まだ右も左も、上も下も、前も後ろもさーっぱりわからない。
だからなお一層疲れる。
昨日と今日、
私と同じ思いをしていた人はこの国に一体どれ位いたことだろう。
自分だけじゃない、
みんな頑張っているんだ!
そう思って今日も一日(6時間)過ごしてきた。
今週のお題『しごとの思い出』といえば・・・
例のアノ会社のこと。
円形脱毛症まで患ってしまうほど、心底嫌でたまらなかったアノ会社。
でも
長い年月の間にはいいことも少なからずあったわけで、
今の私の人生において、大いなる糧になっていると思う。
私が入社したばかりの頃、社内にはPCが1台しかなかった。
当時は過渡期で、
今のようにひとたびPCが停まればたちまち業務が停滞する…というような仕事のやり方ではなかった。
定規と電卓で紙に作表…これが当たり前の時代だった。
少なくともアノ会社ではね。
インターネットにつながっていない箱だけのPC、、、
OSはWindows95?だったかな。
そんな会社でも、
数年後にはPCが1台増え、2台増え、
そしてその内、個々のデスクにそれぞれ個人用を備えるほどになった。
ただ、
アノ会社にはPCに長けた人がおらず、不具合が出ると、いつも本社の方を呼ばざるを得ない。
迷惑そうな社内SE役の彼に、私達は必ず言うのだ。
「何もしていないのに…」
そんなPCど素人の私が、
いつしか公募に参加するための企画提案書を作成するまでに成長した。
辞めるまでの数年で20件は作ったと思う。
これがなかなかおもしろかった。
何もないところからナニかを作り出す…これって最高に気持ちがいいものだ。
そして数年後には
プレゼンにまでしゃしゃり出ていくようになった。
持ち時間が
10分なら10分、
15分なら15分にピッタリ収まるように原稿を作る。
そして後は練習、練習、練習あるのみ!
そんな努力の結果、
獲得した案件が5件。。。くらい。(`・∀・´)エッヘン!!
一番印象に残っているのは
県内某大学の学生食堂と売店の委託業務提案。
企画書を提出してプレゼンに参加、そしてめでたく採用のはこびとなったのだが、
それからが怒涛の日々だった。
高速使って1時間半。
朝早く会社を出て、
夜遅く会社に戻り、
そこから本来の自分の仕事に取り掛かる日々。
午前0時過ぎまで事務所にいるというバカげた生活をしていた。
主婦なのに…。
今考えるとホンッとに大バカ野郎だ。
私自身は充実していて毎日楽しかったのだが、
その反面、
当たり前のように家のことをおろそかにし、
家族には筆舌に尽くしがたい迷惑をかけてしまった。
申し訳なかったと思う。
これからは誰かに犠牲を強いることなく、のんびりゆっくりやっていきたい。
それが私のしごとの流儀。
でも、
私の『しごとの思い出』といったらやっぱりコレになるんだな。
ホントに楽しかったわぁ。
〜今日の一句〜
コレからは ムリせず楽しく 仕事する
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