今週のお題「感謝したいこと」
『ありがとう』
一時期
この言葉が心底嫌いになったことがある。
以前勤務していた会社の二代目社長が
どこだかの怪しげなセミナーの虜になり
会社に導入したのが
『ありがとうカード』
ほんの少しの嬉しかったことや
感動したモノやことや人に対して
『ありがとうカード』を書く。
内容は
『出社して一番に挨拶を返してくれてありがとう』
『いい天気にしてくれて太陽さんありがとう』
…的な
ほんっと、バカバカしいことを
コレでもかと書きまくる。
そんなの書いてないで直接言えよって話である。
まぁそこまでなら100歩譲って許容範囲としよう。
でも
この会社はそこからが違った。
1ヶ月に1度
そのありがとうカードの発行数を集計し
ランクをつけるのだΣ(-᷅_-᷄๑)
おまけに
1位から最下位まで、名前を掲示。
当然
ありがとうは意味を持たないありがとうになり
『ありがとうカード』発行のための
ありがとうになっていく。
ありがとうの連発に
ありがたみは一切なかった。
ありがたさのカケラもなかった。
というわけで私は完全に
『ありがとう』に嫌悪感を持ってしまった。
退職して2年。
相変わらず社長氏は我が道を行っているらしい。
自分の言うことを聞く取り巻き数名を傍に侍らせ
他の従業員は単なるネジの一本。
もう関係ない会社だから
すっきりさっぱり忘れてしまいたいのだが
今週のお題『ありがとう』
で思い出してしまったわ。(-.-)y-., o O
さて『ありがとう』を伝えたい人。。。
両親。
この2人がいなければ当然私という人間は存在していない。
私自身
長いこと生きて来たが
死にたいとか
生まれてこなければよかったとか
生まれてこの方一度も考えたことがない。
生まれてこれてよかった。
産んでくれて『ありがとう』
夫よ
今年は本当に大変な1年だった。
以前60迄生きれば充分と言っていたあなたが
今年一瞬だけど死にかけて
あれだけ辞められなかったタバコを辞めて
あと20年は生きたいって。。。
そうか。
長生きするつもりなのは分かったから
死ぬまで健康でいてくれよ。
復活してくれて『ありがとう』
願わくば仕事して欲しい。。。
子ども達。
小さい頃はどうなることかと思ったけど
今はナントカなっている。
普通が1番…と心から思う。
全くダメダメな母だけど
こんな私を母親にしてくれて『ありがと』ね。
最後に
だんごのきもちに訪問してくださる皆様
ありがとう!
これからもよろしく!
〜今日の一句〜
ありがとう 言葉にするのは ちと照れる