昨日の続き。
喋りすぎの我が夫の対局にいるような存在。
それが実兄。
この人も父に似て口数の少ないオトコである。
最近
私とは専ら業務連絡のみしかない。
兄と妹ってどこもこんなもん
…とずっと思って来たが
年齢を重ねるごとに兄弟仲良くお付き合いをされているという巷の話を聞くと
えっ!?
私達おかしいの??
と思ったこともある。
まぁ
こんな関係が私的にはラクでいいけどもね。
向こうもそう思っているに違いない。
そんな寡黙な兄のエピソード。
父が亡くなった時
喪主は長男であるこの兄が務めた。
私は既に結婚していて『家族』の括りから外れた身だ。
通夜葬儀に関してしゃしゃり出るわけにはいかない。
それを肝に銘じて実家へ行った。
が、
この兄様
式場のみを自分で決めただけで
内容については私にその一切を丸投げして来た。
そしてその場に同席することなく
仕事の段取りをつけてくる〜と会社へ行ってしまった。
おいおいおい!
お金の話を私が決めていいのかい!?
妹とはいえ、実家とはいえ、既に私は苗字の違う人間よ。
実家に残された私は
夫を亡くしたばかりで憔悴する母を隣に座らせ
葬儀屋さんとお話しをした。
祭壇、御斎、お布施の額、会葬御礼のお品
その他諸々の細々とした一切を(適当に)決めた。
まぁここまでも良しとする。
通夜、葬儀の喪主挨拶。
こういうのは葬儀社が作った雛形があるのだが
私としてはそこに少々のオリジナリティを期待していた。
父のエピソードとか
家族との思い出とかを織り交ぜ
オナミダチョウダイ😂ではないが
そこでぐうっと⤴︎⤴︎⤴︎盛り上げて父を見送ってあげたかった。
が!
あのオトコ!
雛形文例をそのまま棒読みしただけだった!
しかも
紙を見ながら読むだけなのにしどろもどろって
ナニこの人!?
と思ったわ😫
後日落ち着いた頃、夫とその時の話をした。
私「なんでもう少し気の利いたことを喋れないんだろうね」
そしたら夫
「オトコはここぞ!という時に喋ればいいのだ」
…と。
はあああ???
どの口がいう!?
アナタが言う??
と心の中で思ったけど
なお一層話が長くなることがわかっているので
次の言葉はグッと飲み込んだ。
あの時こそが
ここぞ!という時
ではないのかね!?
夫と兄は同い年。
夫は持病を持ちながらも65歳まで現役で頑張る(予定)。
兄は60歳で完全リタイアの自由人。
喋り過ぎる夫と喋らな過ぎる兄。
皆さんどちらがお好みですか〜?
どっちも嫌よね〜😝
〜今日の一句〜
我が兄は ここ一番で 滑り過ぎ