小さい頃、割と行動的だった私はよく怪我をする子どもだった。骨折とか捻挫とかそういうものではなく、膝を擦りむくとか青タンを作るとか、まぁその程度。
大人になってから、転ぶという災難にはとんとご無沙汰で、このまま静かに生活して行けば転ぶことはほぼないだろう。というか、62歳、骨粗鬆症予備軍、今後転んだらある意味厄介な事になるかも知れない。
一年前の話。
椎間板ヘルニアで手術、入院中だった夫は看護師に日に何度も
「痛みの程度はどれくらい?」
と尋ねられた。痛みなしの「0」からMAXは「10」迄11段階。そして夫の返事はいつも
「10!」
このシステム「0」はわかる。全く痛みがないのだから「0」だ。あとの10段階は基本的な指針があるのかどうなのかもわからないまま、当人の主観による回答でしかなかった。毎回「10!」と応える夫に、私は
『なんて女々しい男なんだ』
『我慢の美徳を知らんのか』
と心の中で思っていた。本当に痛みがMAXなのか、それとも看護師や私に優しくされたかったのか、どうなのか🤔
これが「0」から「5」程度なら何となく言えそうな気がするのだが「10」というのはいささか刻み過ぎな気がする。
我慢強い人は、たとえ体感「10」であっても遠慮して「8」とか言っちゃうかも知れない。そして私自身も多分そっち側の人間だと思う(自称)。
痛みに敏感で、怖がりである私は、同時にいい格好しぃでもある。我慢強い私、素敵♡ってのもあるし、何より他人(看護師)や家族に弱音を吐きたくない。だから2割減くらいで申告しちゃうかも…だ。まぁ未だにそんなことを聞かれたこともないのだが。
そうそう、痛みと言えば歯医者。随分前に虫歯治療で通っていた時、治療中に
「痛かったら右手を挙げて教えて下さいね〜」
と言われた。
機械の動作音や器具と器具の触れあう金属音を聞くだけで身体に力が入る。薄目をあけて様子を探り、医師の次の動作に身構える。
来るか?
来るか?
来たあああぁーー!
という感じで満を辞して右手を挙げる。
が、
「我慢してくださいね〜」
?
?
?
なんなんだ!💢
…というようなことがあった。失礼しちゃうわ😤
さて
10日ほど前の誕生日に、セルフ誕プレで買ったピップマグネループ。装着して数時間で肩のコリコリと首後方の痛みが消失した⁉︎ような気がした。だから周囲にもお勧めしまくったのだけど、ここへ来て早くも肩と首に再び痛みが。
半永久品と聞いていたんだけどな。
おかしいなぁ。
〜今日の一句〜
霜月も 半分過ぎて 冬間近