長らく生きて来たので、恥ずかしいことも痛いことも含めてピンチは幾度もあったはずだが、実はあまりよく覚えていない。
その時々で、この場から消えてしまいたい、なかったことにしたい…と思うことは確かにあった。
昨日のシュレッダー事件などもそのひとつだけど、一夜明けたら既に忘却の彼方である。
そんな私の「人生最大のピンチ」を捻り出すとなると、やはりあっち方面の話になる。
実はこの私、外でトイレができないという難儀な癖がある。
この場合の『外』というのは野天ではない。念のため
ホテルやショッピングモールの光り輝くトイレは大丈夫✌️
しかし、それも小用に限る。
だから買い物は専らAEONかアピタ。
何階のどこのトイレが人の出入りが少ないかまで既に把握している。
私が思うトイレの定義は
『孤独な環境でなければならない』
個室とはいえ、いつ誰が入って来るかわからないようなトイレは、私のトイレ美学に反するのである。
と、ここ迄でほぼお察しだろうが。。。
数年前の夏のこと、娘と買い物に出掛けた。
多分AEONでもアピタでもなかったと思う。
ごはんを食べて数分後、条件反射的にアレが。。。
ああいうのって、波があるんだよね。
来たっ!と思ったらそこで素直にトイレに行けばいいものを、私の性格が邪魔をした。
ここじゃできない!
AEON行こ!アピタ行こ!!
そうこうしているうちにスーッと波が引いて何事もなかったかのような平穏な時が訪れる。
そしてまた数分後には冷や汗💦じわ〜、脂汗💦ダラー。
そんなことを数回繰り返していたら、もうショッピングを楽しむどころの話ではない。
娘も半ば呆れて、もう帰ろう…と。
帰途、何度も何度もその波はやって来る(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾〜〰〜〰
寄せては返し、返しては寄せ…
わかる?この気持ち。
とにかく苦しい、辛い、切ない。
さりとて車の中で開放する訳にはいかない。
頭の中をいろいろ予想が駆け巡る。
前の車!トロトロ走るなよ💢
娘よ!赤信号でも止まらず突っ走れ!
いつもは饒舌な娘、あの時ばかりは無言で車を走らせていた。
もちろん私も。
家まであと10分…
家まであと5分…
もう限界に近づきつつある私。
次の波が来たら…。
既にジーンズのボタンを外し、シートベルトのバックルを外し、靴を脱いだ状態で到着を待つ😖😖😖😖😖
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私のお家🏠
我が家のトイレ🚽
ふぅε-(´∀`; )
おくちなおし