だんごのきもち

徒然なるまま自由気ままに書いてます(*^▽^*)

宵越しの銭を持たない男

今週のお題『ゾッとした話』

…に乗り遅れてしまったけど、せっかくだからこのままGO!😅

 

背筋に悪寒が走る思い出は、およそ20年前に遡る。

長男次男は高校生。

子どもの常套句

「みんなが持ってるから」

と言われ、携帯電話を持たせるに至った。

「みんな」という概念は実に怪しいものだと重々承知していたが、普通に「連絡手段」と考えてのことのだった。

しかしよく考えればそんなことで済むはずはない。

 

あの頃の私は結構な情報弱者であり、携帯電話とは『携帯できる電話機』との認識しかなかった。

当時は使い放題的なプランはなかった時代である。

あったかも知れないが、そういうのを知らず、ただdoc◯moのお姉さんの言われるがままに契約して持たせていたのだった。

そしてある日、郵送されて来たハガキを見て冷や汗が出た😱

 

結論から言うと、携帯の使用料金が80,000近くになっている。

何かの間違いだと思った。

 

この事案が長男のやらかし一発目で、当然私は怒り狂った。

どこでどういうふうに使えばこんな金額になるのか💢…と、長男に詰め寄った。

多分私が怖かったのだろう、大いに反省した(ように見えた)。

その時は一緒にいた次男にも携帯の使い過ぎについてはコンコンと諭したのだった。

 

しかし、似たもの兄弟である。

その後次男も同じ轍を踏むのであった。

長男と同じ位の金額のハガキを手に、卒倒しそうになる母。

この時も劣化の如く怒り狂ったのは言うまでもない。

ひと月のパート収入が吹っ飛ぶほどの高額請求に激怒し、一時的に携帯を没収するものの、その後も2人合わせて10万近い請求が何度となくあった。

 

本当に家計のことを思えば、そして彼らの生活態度やそれに伴う学力低下のことを考えれば、一時的没収ではなく、解約してしまう方が良かったはず。

結局、それができないヘタレで甘々な親だったということだ。

 

学ばない親が育てた子どもは、結局学ばなかった。

大人になって自分で支払いをするようになった今も、2人ともお金の大切さをあまり理解していないようで、江戸っ子でもないのに宵越しの銭は持たないヤツになってしまった。

 

私のせい???😩

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