暖房のない職員室で、寒さに震えながらひたすら時間が過ぎるのを待ち続けた本日12月7日。
今日はなんの日?
30年前の今日、私は人生最後の出産をした。
今日はその記念日。
そして娘の誕生日。
既に2人の子ども(男)に恵まれていたけど、私はどうしても!なんとしても!絶対!女の子が欲しかった。
産み分けの勉強もし、努力もしたし、神仏にお願いもした。
しかし、やはり怖くて性別は最後まで聞けずにいた。
願いは女100%!
しかし、妊娠中の体調の変化が上ふたりの時と全く同じ。
あぁオトコだわ。。。
こればっかりはどうしようもないこと、と思いながらも、妊娠中前向きになれなかったのは紛れもない事実。
この時
「俺はどっちでもいいよ」
と言った夫の言葉が忘れられない。
活字にすると至極当たり前で、全く大したことのない文言だが、思い出すと今でも涙がジワリと。
いや、こぼれはしないけどね🤪
それでもやはり私の心の9割は
『あぁオトコか…』
であった。
そんな気持ちのまま迎えた30年前の今日12月7日。
当時大繁盛していたクリニックのベッドの上で、ひとり陣痛に耐えること数時間。
その真っ只中、あろうことか、どこかのガキが私のベッドの脇で縄跳びを始めた。
陣痛の苦しさの中、はしゃぎ回るクソガキが本当に憎らしく、蹴り倒したいほどだった。
そんな余力はなかったけども。
佳境に入り、分娩室に移動すると、既に先約が一名、雄叫びを上げていた。
「痛い〰︎」
「も〰︎いやだああ〰︎」
それを聞いて
『あーはなりたくない』
とそこだけは冷静な自分がいた。
その後は
もう男でも女でももうどっちでもいいから早くー!
いや、やっぱり女の子ー!
早く生まれてー!
女の子おおーーーー!
と最後のお願いを心の中で叫んでいた。
そんなこんなで産み出したのが、姫♡
私の元へようこそ🥰
上ふたりが私を手こずらせた分、娘は実にスムーズに成長してきた気がする。
本人的には紆余曲折があったのかも…だけど。
よくぞここまで大きくなってくれました。
誕生日おめでとう🎉
そして
ありがとう😭