職場にかかってくる電話の9割以上は私が受ける。
電話の相手は保護者が5割、県や市、他の学校、福祉サービスが3割、業者、他が1割程。
割合には入らないほど少ないのだが、ごくたまにかかってくるのが営業電話。
一番多いのが不動産投資である。
こういうのは総じて電話番号非通知。
出ると、後方では同じように話している声が聞こえる。
コールセンターのマニュアルなのだろうが、立板に水の如く、流れるように喋りるのは、殆どが若い(であろう)男女である。
教育関係の名簿も、手に入れようと思えば誰でも手に入るもの。
それを最初のページの上から順に電話をかけまくっているのだろう。
そこには役職も名前も全て載っているので「◯◯の●●と申します。お世話になります。恐れ入りますが、◇◇校長先生をお願いします」
と。
◯◯は社名なのだが、この◯◯が聞いたことのない、やたら長くて、カタカナ表記の社名。
管理職に取り継ぐべき電話か、そうでないかを瞬時に判断しなければならないのだが、ごく稀に関係のある団体の場合もあるので、そこら辺の見極めに非常に苦慮するのである。
電話が終わり次第、その胡散臭そうな社名を速攻検索すると、迷惑電話、勧誘電話、しつこい、悪質などの文言が飛び跳ねている。
皆さんこういう電話に苦労されているようで、同士の存在がちょっと嬉しくなったり☺️
以前の会社でも、似たような電話はあったが、この職場では断り方にも相当気を使う。
だって、そばに私の電話に聞き耳を立てている人がいるんだもん😳
外野に気を使い、相手にも気を使い、なるべく穏便に電話を置くことを心がけているけど、本音は
「4時になれば戻りますのでおかけ直しください」
と伝えたいところ。
何故なら、私の勤務時間は3時50分迄。
それ以降、電話を取るのは聞き耳を立てている方なのでね。