先日、協会けんぽより「検診は毎年受けましょう」というお手紙が届いた。
特定健診受診券在中ということで、夫の扶養となった今も、タダで健康診断が受けられるらしい。
…と思ったら、やはり少しはかかるのか?
いくらよ?
実は私、先日まで勤めていた会社で健康診断を受けたのは、20年の長きにわたり、
わずか1度だけである。
まったくもって褒められたものではないね。
本来、労働安全衛生法で、入社時健康診断と毎年一回の検診が
義務付けられているはずなのだが、どういうわけか、
どこから指摘されるわけでもなく、もっぱら自己申告で「受ける」「受けない」を
決めさせるような会社だった。
毎年一回、検診バスが本社にやって来る。
そこで受診するのは本社の人間がほとんどで、
私のような支店勤務や出先店舗の従業員は、ほとんど行くことはなかった。
場所も遠いし、時間も合わない。
行くことがない…というより、行けなかったというのが正しいかもしれない。
でも、それで不満を言う従業員はいなかった。
多分、『健康診断を受けなければならない』『健康診断を受けさせなければならない』
という法律をほとんどの人は知らないのだと思う。
知らないのをいいことに、啓蒙しないのもどうかって話だが、まあ
そういう会社だからしょうがない。
私の場合、
ふとしたきっかけで血圧が高いのを自覚し、内科を受診。
その医師に、健康診断に行ったことがない旨を伝えたら、ただただ呆れられた。
そこであわてて健康診断を受けたのがちょうど昨年の今頃である。
その時生まれて初めてバリウムを飲んだ。
いろいろ噂には聞いていたが、それほど心配するほどのこともなく終わった。
実は、この検査事態より、その後の排出作業の方がひと苦労。
ほぼ一週間はかかったかと思う。キタナイハナシデスミマセン。
知人には、これぐらいの年齢になったら、手っ取り早く胃カメラにしたら…
と勧められたが、どうもその勇気はなかった。
何ともビビリな私である。
もうひとつの初体験がマンモグラフィー検査。
これは姉や母や祖母が乳癌を患ったということもあり、多分自分もその内もしかしたら…
という気持ちがあるため。
オプション検査で別料金6,000円也。
前情報では
あっちのアレをこっちに持ってきて、引っ張って挟んでつぶして押して…
とにかく痛い!
などとひたすら恐怖を煽るキーワード満載だったが、
これもさほど心配するようなものではなかった。
ただ、これも被爆というリスクのある検査だし、100%の診断ができるわけではない。
技術者によっては見落しのある場合も結構あるとか。
しかし!
やらないより断然 やった方がいい!
私が言うのもなんだけどね (;^ω^)
先般素晴らしいニュースを見た。
わずか一滴の尿で、癌の有無を8割以上の高確率で判定できるという画期的な検査法が
来春から実用化されるという。
検査費用は一回9,800円。
これは利用しない手はないだろうね。
専業主婦の内、5年以内に健康診断を受けていないという人が約24%もいるらしい。
痛くもかゆくもない検査で癌検診が可能になるなら、今の受診率も格段に上昇すると思われる。
すごいね。
医学は日進月歩、まさにその通りである。
そして、今後は発生してしまった癌細胞を死滅させる技術もそう遠くない将来に開発されだろう。
さてさて、人類の寿命はどこまで延びるだろうか。
そちらもちょっと心配ではある。
別の意味でね。
~今日の一句~
一年に 一度の検診 習慣に