職場にて
正規職員男女お二人が、話をしていた。
議題は『退職』について。
就業時間中は、あまりお喋りをするタイプではない真面目なお二人だが
昨日は話の流れで、ご自身の退職、並びにその後のことについて話が盛り上がっていた。
事務室にはその二人と、そして私。
来年から
段階的に定年年齢が引き上げられて行くが
とりあえず一旦定年退職し、
退職金を（ガッポリ）手に入れる
・・・・・んだって。
私と同い年の義姉（兄の奥さん）は現役の養護教諭、62歳で未だ働いている。
最近は会っていないが、まだ若い頃から
『退職金ガッポリ』
の話を彼女に何度も聞かされていた。
だから公務員の『ガッポリ』は間違いない話。
（ところで『ガッポリ』って、共通語？🤔）
彼らの話は更に続く。
一旦退職し、とりあえず退職金を手に入れたら
その後は
短時間パートとして再任用してもらう。
自分達には長年培って来た能力があるので優先的に再任用される。
しかも
⭐︎パートなら責任がないから気楽にできる。
⭐︎パートならいつでも辞められる。
⭐︎パートなら今みたいに過酷な仕事じゃない。
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私も一応オトナだから黙って聞いていたけど
責任がない？
いつでも辞められる？
コレは聞き捨てならんぞ！💢
公務員に限らず
民間企業も
パートに対してこういう見方をする。
現実には
パートで回っている現場がたくさんあるし
使えない正社員より、よほどよく働く。
たまに文句も言うが、概ね一生懸命に働く。
この事実とその存在を蔑ろにし
現場のことを全く知らず、知ろうともせず
偉そうに指揮を出す管理職が、世の中にはなんと多いことか。
私もパートだが
与えられた仕事は責任を持ってやっているつもりだし
先月図らずも辞めていった40男だって、簡単に辞めた訳ではない。
彼が苦しい状況にいることは当然知っていたはずなのに
何ら方策を講じることなくそのままにしておいた責任の所在はどーなってんねん！！？💢
結局この職場も
パートにはこの程度の認識しかしていないということだ。
口ではきれいごとを言っておきながら、波風立ててくれるな
という気持ちがありありで、心底ガッカリした。
そして極め付けは自分達の仕事を
『過酷な仕事』
と言い放つ厚顔無恥。
この職場に来て以来
この職場の人達が
『過酷な仕事』をしているところを私は未だかつて見たことがない。
私がいない時間帯に彼らが『過酷な仕事』をしているとも考えられない。
彼らの言う
『過酷な仕事』の基準値は果てしなく低い。
コレを過酷というのなら…😮💨
呆れ果てて次の言葉が出てこない。
