この土日、台風並みに風が強かった。
今回もまた恐怖に震え、両耳イヤホンで布団に潜り込み、地震のような揺れにニ晩耐え続けた。
我が家の例の物置小屋。
冬場の倒壊危機をなんとかやり過ごしてきたあの小屋が、また再び大きな音を立てて揺れていた。
今回は少しだけ風向きが違ったせいか、あの時ほどの振動はなかったが、それでも随分揺れた。
怖かった。
「春になったら補強する」
そう言っていた夫は、この2日間いつもと変わらずリビングにひっくり返ってテレビ見たり昼寝したり飲んだり食べたり。
もう十分春だというのに一向に補強しようとはしない。
この人、この風、怖くないのか?
自分の言ったことを忘れているのか?
忘れているフリをしているのか?
判断に苦しむ。
『真冬の危機』の時、夫に伝えたことは
小屋そのものは潰れても一向に構わない
ただ
この強風で小屋が吹き飛んだら、他所様の家や車に激突して破損させる可能性がある
もし
惨事が夜中であったとしても、すぐさま残骸の後始末をし、あちこち謝罪に周らなければならない
そして
表立って行動するのは誰!?
真冬、屋根の積雪が1㍍ほどになり、コレが滑り落ちたら隣の駐車場に停まっている車を直撃する恐れがある。
だから可能な限り我が家の建物から離して駐車して貰いたい…と伝えに行って欲しいと夫にお願いしたら
「口下手だから」
と逃げおった!
昔から面倒くさい、恥ずかしい、で町内イベントや近所付き合いから逃げまくり、最終的にゴミステーションの場所すら知らないという体たらくである。
昼夜なくバリバリに仕事をしていた時には、家のことは私がやらなければ!と思い、ほとんど全てのことを私がこなして来た。
その結果がこれである。
夫育て大失敗!
よもやそんなことはないだろうが、もしも私の方が夫より先に死ぬようなことがあったら、このオトコは一体どうなるのだろう。
諸々の手続きなどできそうもないし、日々の暮らしだってまともにできるかどうかわからない。
家はゴミ屋敷になるだろう。
光熱費の口座振替は出来なくなり、電気が止まり、ガスが止まり、水道が止まり、携帯が使えなくなり・・・・・
それでもまだどうしたらいいかわからず・・・・・
夫より先に死ぬことはできないな。
〜今日の一句〜
あの小屋は いつになったら 修理する!?