離任式が終わり、春休に入る職員が多くなって来た。
異動される教員が最後の最後に学校を出る際、残る職員が全員で見送るという慣習があるのだが、あの人もこの人も実にアッケラカンとしたもので、涙などは全くない。
やはり2、3年で異動を繰り返すというこの制度に慣れているのだろう。
異動=日常のひとコマ…という感覚で感動もへったくれもないらしい。
そこへいくと3度目の春のこの私、毎回見送る度にウルッと来てしまう。
別に懇意にしていたわけじゃないし、なんの思い出も、思い入れもない人でも、何故か胸が熱くなってしまう。
当事者が普通にしてるのに、こちらが泣くのはおかしいから、ぐっと堪える。
超ドライアイが少しだけ潤っていい感じ🥺
昔からこういうのには弱かったので、年齢のせい…ということではないと思う。
それこそ、もういい年なのだから、カラッとドライに行きたいのだけど何故か切なくなってしまう。
別れは寂しいものだと改めて思った。
しかし!
寂しくない、むしろ嬉しい別れもある。
少し前からなんとな〜く
『もしかしたら???』
と思っていたことが、今日夕方のわん🐶散歩で確信に変わった。
我が家の隣の二世帯賃貸のうちの一軒。
あのギャーギャーうるさい子ども2人とベビースモーカーのオヤジと挨拶のできない奥さんの4人家族が、引越し作業をしてる!
軽トラで荷物を運び出す姿を見て、思わず心の中でガッツポーズよ。
これで夜中の
「お尻拭いてええぇ」
の雄叫びも聞かなくて済む。
夫婦喧嘩の叫び声も聞かなくて済む。
30分おきに外に出て来るオヤジのタバコの煙害ともようやくおさらば。
窓を開けて露天風呂気分に浸る日は近い♨️